お医者さんの御用達 第549回「粗塩ホットパック」

 

肩凝りにホットパック

――気分はすっかり春ですが、朝晩はまだ肌寒い日もありますね。無理して薄着で出掛けて縮こまるからか、肩凝りが酷くなってしまいました。何かいい解消法はありませんか?

先生 まだ今の季節は冷えることもあるので、朝晩に羽織れるものを持つといいですね。さらに、温めることで肩凝りを和らげる「粗塩ホットパック」を使ってみましょう。

 

――塩ですか?

先生 そうですよ。塩は加熱すると冷えにくく、熱を身体に伝える能力が優れているため、身体を温めてバランスを整えたり、痛みを緩和したり、消炎にも有効だといわれています。肩凝りは、身体を動かして解消することもできますが、忙しいとジムに行く時間を作ることは、とても難しいですよね。そんな人に、〝ながら使い〟も可能なホットパックがオススメです。

 

――使い方を教えてください。

先生 1日20~30分を目安に使用します。電熱式で繰り返し使用可能です。関節や胃など冷えている場所に当てて温めましょう。生理痛がある時に下腹部に使用したり、腰痛時には腰を温めたりするのにもいいですよ。使用時は、やけどに気をつけてください。温めた部位に皮疹や異常が出た場合には、使用を中止してください。

 

~上海ジャピオン2022年3月11日号

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