譚さんが作る男の手料理
森田さんの紹介で伺ったのは譚さん宅。包丁の軽快なリズムに乗せて、「男の手料理」が次々と作られていく!
厨房に立ち日々探求
増える料理のレパートリー
中国では男性が家で料理をすることも珍しくない。譚さんも、その中のひとり。毎日厨房に立ち、様々な料理に挑戦している。
譚さんは、雑誌の料理ページを見たり、料理サイトを見るのが大好き。日本に5年間留学していた経験から、日本の料理サイトを覗くこともある。
そんな譚さんが本格的に料理をするようになったのは、高校卒業後にアルバイトで始めたホテルレストランの調理アシスタントをしたことがきっかけだった。今では、中華はもちろんのこと、和食や洋食から、韓国料理、ロシア料理まで全てが彼の料理のレパートリー。彼女の李さんに作ってあげたり、ホームパーティーを開いて友人に振舞ったりと、その料理が活躍する場は多い。
「本当に美味しい! 料理の才能ありますよ。彼の作った牛肉とじゃがいもの煮込みや、キムチスープは最高です!」と彼女の李さん。譚さんは、「やっぱり『おいしい』って言われるのが一番嬉しいです」と爽やかな笑顔を見せた。
栄養のバランスも考慮
終わりなき「男の手料理」
△譚さん(右)、李さん(左)
栄養のバランスも考慮
終わりなき「男の手料理」
譚さんの料理への探求は、味や見た目だけではない。野菜、お肉、海鮮など栄養バランスにも気を付けて、市場やスーパーで新鮮なモノを仕入れている。
最近のお気に入りのレシピは「チキンと野菜のサラダ」。さっぱりした味付けなので、蒸し暑いこれからの季節、食卓にのぼる機会も多そう。
「これからも健康と楽しみのため、新しい料理、いろんな国の料理に、どんどん挑戦していきたいです」と、意気込む譚さん。料理への探求はまだまだ続きそうだ―。
物件情報
◇地区:浦東新区
◇間取り:3LDK 120㎡
◇家賃:非公開
◇築年数:2年
◇サービス:家具家電込み、オートロック
◇交通:バス停より徒歩5分
⇒NEXT WEEK
譚さんの自慢のお隣さんは、胡弓を奏でる伊藤由香さん。
今勉強中の胡弓を弾きながら、ゆったりとした上海ライフを楽しんでいる。
~上海ジャピオン7月6日発行号より