考える男マートンと哲学の小部屋(トイレ)~Dr.wine

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若者へ哲学アピール

私は考える男マートン。先日、ある子どもから「哲学って、どんな勉強するのかわかんないし、古臭いよ」と言われた。幼いが故の浅はかさだが…哲学の未来が少々心配だ。若者への哲学アピール法を考え続けているのだが、いいアイディアが浮かばん。…カフェバー「Dr.wine」でひと休みしよう。

アンティーク風の内装がシャレているな。さて、まずは軽く白ワインで、と。飲む前に手を洗って来ねば。いざ、小部屋(トイレ)へ。

透明人間の哲学

ほお。個室内には透明の便座&フタ付きの便座が設置されている。…店名の「Dr」、つまり〝博士〟と〝透明〟と来たら、アレしかあるまい。人体を透明化する薬を生みだした、グリフィン博士が主人公の映画『透明人間』だ!

博士は、自ら薬を飲んで透明人間となり、普段は全身に包帯を巻きつけて生活をする。古い作品だが、特に彼が包帯をほどくシーンは様々な作品で引用され、映画を観ていない人でもこれだけは知っているという。…そうだな。人に何かをアピールするには、まず認知度を高め、興味を引かねば。私も今後は全身に包帯を巻いて注目を集め、哲学を普及しよう。ありがとう、いい小部屋(トイレ)であった。

~上海ジャピオン2013年7月26日号

 

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