冷水と熱湯が交互
シャワー相手に憤怒

　上海に赴任したての女の子が「陳さん、ウチの湯わかし器どうにかして下さい！」って言ってきたわ。
　お湯の出がおかしいっていうのは、上海にいる日本人がよく感じることなのよ。
ああいい気持ち、って人がゆったりシャワーを浴びていると、突然全身に冷水を浴びせられるのよね。
何よ！　と思ってお湯の蛇口を思い切りひねると、今度はものすごい熱湯よ。
私も何度シャワーヘッド相手にブチ切れたことか…。
とりあえず、湯わかし器の様子を見に行くわ。

快適なシャワーでリラックスしたい

「増圧器」で水圧上げる
業者に大掃除を頼む

　女の子が使っていたのは、日本の台所なんかでもよく見かける長方形の壁掛けタイプだったわ。
お湯の温度が狂う原因の一つに、水道の水圧が低くて湯わかし器のサーモスタットがうまく反応しない場合があるのよ。
これは水圧を上げる「増圧器」を使うといいわ。
あと、湯わかし器の容量を大きいものにするといいの。
家庭用で最大の16㍑のものだと、お湯の温度はかなり安定するわ。
あとは１～２年に１回、業者に頼んで湯わかし器の大掃除をすること。
真っ黒なススがごっそり取れて、熱効率がアップするわ。
　個人でやってもいいけど、不動産屋さんに聞いてみるのも手よ。
特に増圧器や大型湯わかし器は、具体的にどんなものが必要かを提示するのがポイントね。

日系不動産より

　上海はガスの質も日本ほど良くないので、ススが溜まりやすいようです。
ススを取り除くだけでも、だいぶ改善される場合がありますよ。
コメント協力:国際賃貸/ミサワ不動産
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中山西路933号虹橋銀城1309号

～上海ジャピオン９月１８日号より