燦然と輝く、お茶鑑定士と茶芸師の資格証
今回は広瀬さんからの紹介で、おいしい中国茶をブレンドするのが得意な宮本さんのお宅を紹介する。
自宅で茶葉をブレンド 専門資格も2つ取得
2004年の4月から、家族3人の新生活を上海でスタートさせた宮本さん一家。妻の亜紀子さんが、上海に来て習い始めたのが中国茶だ。
「大きく分けて、青茶・緑茶・白茶・黄茶・黒茶・紅茶の6つの種類がある中国茶の、それぞれの特性や効能を知りたくて……」と亜紀子さん。現在、様々な産地の鳥龍茶を中心に、10種類ほどの茶葉を自宅に揃えている。ひとつの茶葉で味わうことがほとんどだが、気分によって茶葉をブレンドすることもあるそう。取材当日も、九曲紅梅・甜茶・薄荷のブレンドを淹れてくれた。春には、新茶を求めて、お茶教室の友人たちと杭州まで出かけたのだとか。
「お気に入りは、武夷山の岩茶。力強いお茶で、採れる岩山によって味や香りが違うのがおもしろいですね。独特の深い味わいも魅力です。最後に口の中にほのかな甘みが残ります。」
そんな亜紀子さん、お茶好きが高じて、2005年の冬には、中国茶の国家資格試験に挑戦し、見事『中級審評員』に合格した。更に今年7月には、中国茶の作法の資格である『中級茶芸師』も手に入れている。
根気の良さはママ譲り 娘さんはバレエ歴7年
ひとり娘の理紗子ちゃんは、この9月からインターナショナルの英語班に転校する小学6年生。バレエ歴は7年になる。
理紗子ちゃん自身は、上海のバレエ教室の魅力を「日本の時より少し厳しいけれど、レッスンは楽しい。発表会が終わったので、また基礎の練習ばかりだけど、自分のためになるから。」と、はにかみながら話す。そこには、習い事を楽しみながら日々切磋琢磨している、爽やかな母娘の姿があった。
(人物写真)左・理紗子ちゃん 右・亜紀子さん
(写真左下)
発表会で理紗子ちゃんが着たチュチュ
(写真右下)
リビングは、照明がアクセント
物件情報
地区:閔行区
間取り:3LDK
家賃:非公開
築年数:8年
サービス:家具家電製品込み、管理費込み、ADSL込み、オートロック、日本人学校バス、BS1・2、NHKワールド、スポーツジム、プール、テニスコート
交通:バス徒歩15分
⇒NEXT WEEK
友人の鎌田さん宅には、10年も使い込んだパン発酵器があります。お友達と一緒にパンを焼くそうですよ。
~上海ジャピオン9月8日発行号より