上海街並み探検隊~同済新村

村のような巨大居住区

10号線「同済大学」駅すぐにある名門、同済大学。ここは、桜が美しいキャンパスとしても有名だ。

同大学の向かいにある「同済新村」は、元は大学教職員のために作られた居住区。その後、幼稚園や小学校、ミニスーパーなどを内包する超巨大なエリアに拡大し、古いものは1954年、新しいもので1990年代初めに建てられたアパート棟は、場所により階層や外観がバラバラ。まさに〝村〟と呼ぶべき、独特のコミュニティを形成している。

とはいえ、緑が多く、アクセス至便で現在も人気の居住区。一風変わった歴史的建築物に、一度住んでみては?

~上海ジャピオン2021年5月7日発行号

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