小さな中華の瓦屋根

上海市の大繁華街、人民広場エリア。今も昔も、市の中心地として様々な文化が生まれている。

「大中華大楼」は、書店・文房具店ストリートとして知られている福州路にある建物。Ｌ字型のビルの頂上には、中国式の瓦屋根がちょこんと載っており、何ともユニーク。建物内部も、アーチ型の入口や幾学模様のタイル、階段など、モダンな装飾があちこちに施されている。元は「大中華飯店」というホテルだったが、現在は、１階部分は店舗、上階部分が住宅として利用されている。

文化の香り漂う福州路。散歩時には目線を上げて、ビルの装飾を楽しんでみよう。

 

～上海ジャピオン2022年3月11日号