中国館に1日3万人 日本館は解体・再利用

 上海万博の中国パビリオンが、
半年間にわたる展示再開を開始して初めての休日を迎えた12月4日(土)と5日(日)の両日、
1日当たり約3万人もの観光客が訪れ、賑わいを見せた。
 5日(日)は上海マラソンのための交通規制の影響もあり、
早朝から混雑が見られ、午前9時半にはピークを迎えた。
最高待ち時間は4時間にまで達したという。
 これを受け事務局は、混雑を緩和するため、6日(月)以降、
入場チケットを当日販売窓口のみでの取り扱い、さらに午前と午後の2種に分類すると発表。
午前チケットは12時まで、午後チケットは12時以降に、万博会場入場セキュリティ検査を受け付ける。
一般入場チケットは1枚20元で、1人5枚まで購入可。
チケットは当日の8時から販売し、13時からは翌日分のチケットも購入できる。
 一方、万博期間中の人気パビリオンであったサウジアラビア館や日本館は、
すでに解体工事が進行している。
太陽エネルギー発電が可能な、1平方㍍あたり800元の価値がある日本館の外膜は、
回収され再利用される。
(12月6日)

~上海ジャピオン12月10日号

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