「上海市第13回人民大会常務委員会第23回会議」が12月22日(水)に開催され、
「1世帯につき1匹」のペット犬制限に関する規定範囲が見直された。
同日の「上海市飼い犬管理条例草案」審査決議の結果報告によると、注目を浴びていた、
「1世帯にペット犬1匹」の規定は、「都市化地区における個人のペット犬に限る」とされた。
なお都市化地区には、市内の中心区域や独立工業区、経済開発区などが含まれる。
改修後の草案では、都市化地区において、
家屋賃貸証明があれば個人でも各世帯1匹のみペット犬登録が可能。
また、ペット犬登記制度も実施し、未登録、もしくは3カ月を超過した犬を飼ってはならないと規定する。
なお今後は、人に傷害を負わせた犬は厳格な処罰の対象となり、飼い主が犬を放任し、
犬が他人を脅かしたり、ケガを負わせたりした場合、最高5日以上~10日以内の拘留処分が科される。
また犬の持ち込みに関しても、オフィスやレストラン、ショッピングモール、ホテルなどが、
新たに禁止対象となる。
(12月23日)
~上海ジャピオン12月31日号