クリスマスイブの12月24日(金)夜は、上海市内の各デパートや娯楽施設で催しが行われた。
多くのレストランでは長蛇の列ができ、映画館や劇場はチケットが売り切れるなど、盛り上がりを見せた。
徐家匯のショッピングモール・美羅城では、
球体の巨大スクリーンに「メリークリスマス」の文字が映し出され、
匯金百貨の入口には、10数㍍のクリスマスツリーが飾られた。
さらに今年は、サンタクロース発祥の地とされるフィンランドから、
世界に50人しかいないという公式サンタクロースが市を初めて訪れ、子どもたちと交流を行った。
一方、淮海中路の商店では、大々的なセールは行われず、人通りも通常とそれほど変わらなかった。
また調査では、市内レストランの約7割がクリスマスのセットコースを用意し、
その多くが西洋料理の店だった。
しかしコースは値段が高い上、当日は通常のメニューが注文できない店も多く、
消費者から不満の声が挙がった。
(12月25日)
~上海ジャピオン12月31日号