噴水の中で感電死? 韓国人留学生ふたり死亡

 5月19日(土)21時40分ごろ、宝山区の聚豊園路にある弘基文化休閑広場で、噴水内に落ちた韓国人留学生ふたりが死亡する事故が起きた。噴水には、水中に照明設備があり、事故の原因は感電ではないかと見られている。
 事故に遭ったのは、上海大学に通う男女ふたりの韓国人留学生。目撃者によれば、事件発生の直前、女性がつまずいて噴水の中に転落し、それを助けようとした男性も同様に転落した。救助員は感電の怖れがあると判断し、噴水の照明電源を切ってから救助に及んだが、すでにふたりの呼吸は停止していた。
 警察では、照明設備と死亡原因の関連について、さらに調査を進める。
 同噴水を開発、管理していた弘基企業発展有限公司は、5月20日(日)、警察の原因究明を待ってから、今後の対応策を取ると表明した。
 噴水の大きさは、幅25メートル、長さ45メートル、深さ0.5メートル。水中の照明は、約3年に渡って、毎日18時ごろから点灯していた。(5月21日)

~上海ジャピオン5月25日発行号より

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