上海市品質技術監督局は4月11日(月)、12日(火)、
食品会社「上海盛禄食品有限公司」が生産したマントウの抜き取り検査を実施し、
同社のマントウから、使用禁止の人工着色料「タートラジン(檸檬黄)」などが検出された。
これを受け同局は、13日(水)、同社に営業許可の取消処分を科した。
これに対し、市公安部門は、同社責任者5人を、偽物・劣悪商品生産・販売罪で刑事拘留。
調べによると、同社は今年1月以来、
「タートラジン(檸檬黄)」で着色したマントウ計33万4864個を生産し、販売していたという。
また市工商部門は12日(火)までに、上海華聯や聯華、物美など10社のスーパーで、
問題となったマントウ3万2228個を店頭から撤去。
同部門では、さらに流通経路を調査している。
なお同社は、昨年にも中華ちまきに関する抜き取り検査で、重量不足を指摘されていた。
(4月15日)
~上海ジャピオン4月22日号