免許取得時に臓器提供登録 ネット上では賛否両論

 国家衛生省はこのたび、今年の9月から年末にかけて、
新たな臓器提供意思登録システムを打ち出すと発表し、
その一環として、自動車免許取得時に臓器提供意思登録を行うとした。
これを受け、上海市でも条例の改正を進めており、ネット上では賛否両論の意見が挙がっている。
 統計によると、臓器移植が必要な患者は中国国内に約150万人いるが、
手術を受けられるのは、わずか1万人だという。
同省は、登録時には個人の人権・意思を尊重し、提供は必須ではないと説明。
しかしネット上では、「免許取得前に死亡時のことを考えるのは縁起が悪い」などといった疑問の声も出ている。
(4月26日)

~上海ジャピオン4月29日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP