京滬高速鉄道が大幅遅延 雷雨による架線故障が原因

7月10日(日)18時頃、
北京―上海を結ぶ「京滬高速鉄道」の山東省区域内において発生した雷雨の影響で、
架線がショートし、
運行中だった北京南発上海虹橋行きG151便が緊急停止するなど、
計19本の列車に、最大約2時間遅れが出る出来事があった。
G151便の乗客によると、列車は宿州東駅手前で傾いた状態で停止し、
車両全体が停電、回復を繰り返したという。
20時頃には再び走行を開始したが、
クーラーが作動せず蒸し風呂状態になったこともあり、眩暈など、
気分が悪くなった乗客もいた。今回の遅延に対し、
車両を製造した中国北方機車車両工業集団会社の技術専門家は、
京滬高速鉄道は総合プロジェクトで、車両だけが関わっているものではなく、
今回の停止も車両の品質とは無関係と強調している。
(7月12日)

 

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