築142年の河南路橋撤去 地下鉄建設に合わせ新築へ

蘇州河にかかる築142年の「河南路橋」を撤去する作業が、8月21日(火)にほぼ完了し、ふたつの橋桁を残すのみとなった。作業は年内には終了し、新たな河南路橋が建設される。
 新しい河南路橋を建設する上海建工集団装飾公司は、「新しい橋の建設は、以前の姿をできるだけ再現するため、上海初となるコンピュータでのデザイン技術を採用した」と述べた。
 計画では、新しい橋は以前の3柱式から5柱式に変更。長さは64・65㍍から111・5㍍に延長し、幅も18・2㍍から29㍍に拡大する。
 今回の撤去は、同橋のある地盤の地下に軌道交通10号線が建設されるため、老朽化した橋が倒壊する危険を考慮したもの。(8月22日)

~上海ジャピオン8月31日発行号より

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