妹の臍帯血が命救う 上海初の血縁内移植

上海市の道培医院で、8月24日(水)午前、白血病を患った
8歳男児への、実妹の臍帯血の移植手術が成功し、男児は
一命を取りとめた。
市で臍帯血バンクが成立してから、血縁者間で臍帯移植手術が
行われたのは、今回が初めて。
男児は5歳の時に、「急性リンパ性白血病」と診断され、
化学療法などで病状は安定していたが、今年5月に突然悪化。
合致する臍帯血を探し、造血幹細胞移植が必要となった。
その後、出生時に保存していた妹の臍帯血の臍帯血幹細胞が、
兄と一致するのが分かり、移植に踏み切っていた。
(8月25日)

?~上海ジャピオン9月02日号

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