上海図書館の1日の利用者約8000人 5年以内にサービスの向上を

 淮海中路にある上海図書館では、市民がさらに身近なものとして図書館を利用できることを目指し、今後5年間で、以下の改善を計画している。 
1、生涯学習講座の開講と内容の充実―2日に1回の割合で法律や不動産、音楽など各分野の専門家を招いた講座を無料で開講。さらに今後、生涯学習講座を増やし内容を充実させ、各種無料講座などを充実させる。(20年前の幹部を対象とした会員制講座では開講回数も月に2回程度と少なかった。)
2、市内図書館共用カードの実現―現在までに、1枚の図書貸し出しカードで書籍の貸し借りができる図書館は、上海図書館と地区図書館12ヵ所のみ。さらに今後、現在市内にある計200数ヵ所の地区図書館とも共用できるよう推進していく。
3、書籍返却の簡素化―各書籍に電子ラベルをつけて管理することで、書籍の返却を簡素化する。具体的には、郵便局と提携し近くのポストに入れれば書籍を借りた図書館に返却できるシステムを完成するなど。(1月19日)
~上海ジャピオン2006年1月27日・2月3日合併号より

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