市政府は10月18日（木）、乗り換え割引サービスの拡大などを含む公共交通料金の大幅な修正プランが、調整段階に入っていることを明らかにした。
　同プランにより、まず10月27日（土）から、特定の公共交通間を乗り換えた際の割引サービスが、従来の０・５元から１元に引き上げられる。対象となる交通機関は、内環線内を走る４０９の路線バスと、軌道交通１～５号線。この間を、同じ交通カードを使用して90分以内に乗り換えた場合、割引サービスを受けることができる。
　修正プランではさらに、来年１月から、市内のバス料金を抜本的に見直すことを予定している。これにより、地域や車輌のタイプによって異なっていた運賃がひとつに統一されるほか、長距離バスの料金も値下げを基本方針として大幅に調整される。
　同プランはこのほか、乗り換え割引サービスの適用路線を順次拡大するなど、利便性を高める様々な修正案を盛り込んでいる。（10月19日）

～上海ジャピオン10月26日発行号より