全国的な大雪で電力不足 市でも節電・備蓄対策進む

 60年ぶりの規模となる豪雪で全国的に電力不足が問題となる中、市内でも電力燃料の確保が緊急で進められた。
 上海電力は春節までに、電力供給用の石炭を40万㌧確保。2月10日(日)時点で10日分の市内電力をまかなえる燃料を備蓄している。
 また市では、深刻な電力不足となっていた湖南、湖北、安徽、江蘇省などへ、電力を送るなどの援助を行った。雪害による電線の切断などで大規模な停電に陥った貴州へは、1月31日に懐中電灯やロウソクなど約25㌧分の照明器具を輸送している。
 上海は消費電力の約25%を外部からの送電に頼っているため、市では他省市の負担を抑えるための節電も呼びかけている。(2月11日)

~上海ジャピオン2月15日発行号より

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