2010年の上海万博に向け、市内で初となる天然温泉を利用した複合レジャー施設の建設計画が進んでいる。11月20日(火)、関係者が詳細を明かした。
温泉は、浦東新区三甲港地区の地下2302㍍地点を源泉とし、01年から02年にかけて発見されたもの。水質は硫化水素とフッ素を含み、水温は35度で、水量も豊富とされている。
レジャー施設は、建築面積約10万平方㍍で、各種温泉設備に加え、ホテル、療養センターなど多様なサービスを提供する。海の景観や海鮮料理も楽しめる予定。
同温泉の開発計画は発見後しばらく滞っていたが、このほど開催された専門家の審議会で、新たに開発方針が提言された。(11月21日)
~上海ジャピオン11月30日発行号より