マック店員刺殺事件公判開始 腕を掴まれる感覚ありと供述

2010年3月19日(金)、上海市の徐家匯の天鑰橋路1号にある
マクドナルドで、店員を刺殺し、傷害罪に問われていた北京市出身
の男の公判が、12月15日(木)、市第一中級人民法院で行われた。
事件は、当日朝4時頃発生。被告の男が1階の長イスの上に寝転がり
睡眠を取ろうとしたところ、それを見た被害者の男性従業員が注意
した。
すると男は逆上して、携帯していた刃物で、従業員を何箇所か刺した
後、逃走し、山西省太原市で逮捕されていた。
その後、男は精神分裂症と診断されたが、治療を受け症状が緩和し、
今回の公判に至った。
公判では、男は罪を認め、当時、自らをコントロールできず、何者
かが自分の手を掴んで被害者を刺すような感覚があったと何度も
述べている。なお、判決は後日言い渡される。
(12月15日)

~上海ジャピオン12月23日号

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