新学期を迎え子どもの栄養摂取状況に対する関心が高まっている。
交通大学医学院営養系のスタッフが、静安、楊浦、南匯、浦東の17の小中学校に通う7歳から15歳までの生徒3061人を対象に実施した、「上海市7~15歳中小学生膳食営養現状調査」の結果から、子どもの栄養摂取に偏りがあることが分かった。
エネルギー、たんぱく質、脂肪、炭水化物、鉱物質、及びカルシウムの摂取量の調査では、脂肪摂取量が中国栄養学の定める基準値の30%を上回る38.1%であることが判明。同時に、炭水化物とカルシウム、ビタミンAの摂取量が不足していた。
専門家は、「エネルギーとたんぱく質の摂取量は理想的、脂肪の摂取量は基準値よりも高い」と指摘した。(2月12日)
~上海ジャピオン2006年2月17日発行号より