バイク便新規定で中身検査  危険物など送付事件受け

中国国家品質監督検験検疫総局と国家標準化管理委員会により、昨年末に発表
された「バイク便(快逓)サービス」の国家新規定が、5月1日(火)から施行される。
今回の措置は昨年12月、上海市浦東新区で男が元恋人に爆発物を送りつけた事件
が発生したことを受けたもの。
事件報道後、市民からは、関連企業の受託・配送過程における安全意識の欠如を
問う声が上がり、新規定の設定に至った。
同規定に則り、送り主は集荷スタッフに内容物を申告し、必要に応じて荷受け後の
開封検査も行われる。
これを拒否した場合は、配送の拒否もあり得るとしている。
同規定の施行に伴い、圓通、韵達、申通、中通など大手バイク便サービス業者は
共に、これまで以上に内容物の確認に力を注ぐとしている。
(4月20日)

?~上海ジャピオン04月27日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP