バス停に電子掲示板を設置 待ち時間の予測が可能に

 市交通局が年内を目処に、市中心部の公交バス停1000ヵ所への、デジタル表示の電子掲示板の設置と、それに伴うバス運行管理システムの導入を進めている。同システムの導入により、バス停で次のバスの現在地が判るようになる。また掲示板の上部に設置した液晶画面で、交通情報や天気予報、スポーツ中継などの情報も放映する。
 これに先駆け、昨年、四平路から中山南路にかけてのバス停31ヵ所で、試験的に同システムを導入している。バスを利用する市民からは、おおまなか待ち時間が把握できるとして好評を得ている。
 関連責任者は、「バス運行管理システムの導入は、バス停への電子掲示板の設置とシステムの整備など複雑な工程を経る」と説明。このため、現時点で電子掲示板の設置はすんでいるものの、「信息尚未開通」(現在調整中)の表示のある路線も多い。(3月1日)
~上海ジャピオン2006年3月10日発行号より

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