中国衛生省は、9月1日(土)より、子牛出産後7日以内の乳「牛初乳」
を添加した乳製品の販売を禁止する新規定を発表した。
これを受け、上海市の多くのスーパーでは、関連商品の撤去が行われたが、
ネット上では、セールが行われるなど、販売が継続されている。
専門家によると、牛初乳は、ホルモン含有量が高いため、子どもの腎臓に
負担をかけ、アレルギーを引き起こす可能性があると指摘。
今後は、粉ミルクなど乳製品への牛初乳の添加も禁止となる。
なお9月以前に生産、輸入した製品に関しては、消費期限以内の販売を認
める。
(9月3日)
~上海ジャピオン2012年9月7日号