アメリカの有線放送局CNNが、10月9日(火)、「各国祝日休暇及び
有給休暇日数ランキング」を発表した。
これによると、1位はブラジルとリトアニアの合計41日/年で、ヨーロッパ
諸国は30日程度だった。
中国は21日で39位の最下位となった。
中国政府は、2008年に「労働者の有給休暇に関する条例」を制定し、労
働者の有給休暇取得状況の改善に着手。
専門家によると、上海市の状況は比較的よいが、退職後の有休消化
制度の不備などに関する労働争議の割合が高いとする。
また同日、日刊紙「東方早報」が、市民458人に対して行った、
有給休暇取得に関する調査結果を発表。
これによると、労働者の77・29%が有給休暇を取得したことがあると
回答したが、「ストレスが大きく、周囲への負担を考えると取得できない」
とする人も多かった。
(10月11日)
~上海ジャピオン2012年10月19日号