開会式の視聴率約99% 演出は「期待以上」が80%

 北京五輪が開幕を迎えた8月8日(金)の夜、市内で開会式の視聴率が約99%に達していたことが調査により明らかになった。
 調査では、無作為に選んだ299人の市民を対象に電話アンケートを実施。292人がテレビで、4人がインターネットで観賞したと回答した。また、中国古代の歴史から未来への夢までを幻想的に表現した、チャン・イーモウ監督による開幕式の演出については、「期待以上だった」との回答が約80%を占めた。中でも最も印象に残った場面については、巨大な掛け軸がゆっくりと開けられるシーンという声が最も多かった。
 同日は、梅龍鎮伊勢丹の中庭や久光百貨前に特設スクリーンが設置され、多くの人が集まり、野外でも盛り上がりを見せた。しかし、南京東路の世紀広場では特設スクリーンが設置されたものの、開幕式の10分前に突然放映をやめることを発表し、集まった人が抗議するなどの騒ぎもあった。(8月9日)

~上海ジャピオン8月15日発行号より

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