市青年研究センターの調べで、市内多くの企業が大卒新入社員の精神力に不満をもっていることが分かった。
こうした若者は、自尊心が特に強く、自己の能力を過剰に高く評価する傾向がある。一方で、プレッシャーや挫折に非常に弱く、精神的に潰れやすいことから俗に「苺族」と呼ばれる。
市青年研究センター助教授・黄氏によると、「苺族」の多くは改革解放後に生まれた1人っ子で、子どもの頃から家庭状況に恵まれ、甘やかされて育った者が多い。彼らは試験に対する適応力は高く良い成績を上げるが、社会に対する適応力に欠け、自分に都合のいい言い訳を見つけ、簡単に辞職を選ぶケースが多いと指摘する。
(8月18日)
~上海ジャピオン8月22日発行号より