上海市政府は3月1日(金)、
「上海市社会生活騒音防止・処理規則」を正式に施行した。
今後、内装工事などで騒音を発生させた場合、
違反者に200元以上500元以下の罰金を科す。
同規則によると、市内にある公園などの公共の場で、
22時~翌朝6時の間、楽器や音響機器を使用した、
カラオケやダンスなどの娯楽活動を禁止。
また、金属や木材を加工する際に発生する騒音や、
販売店が室内外で宣伝活動用に音響機器を
使用することも規制する。
そのほか、家屋の内装工事の際も、
祝日は終日、それ以外の日は
18時~翌8時の時間帯は騒音を発生させる作業を禁じる。
近年、市では、騒音問題は市民の関心を集め、
市環境保全部門に寄せられる苦情のうち、
騒音に関するものは、
全体の3分の1に当たる約2万7000件となっている。
(3月2日)
~上海ジャピオン2013年3月8日号