全国人民代表大会と政治協商会議の席上で、市内に新たに2つの高架道路を建設する案が提出されたことが明らかになった。
これは現在の市内の高架道路が、通勤ピーク時以外にも、渋滞が目立っており、交通の流動がうまくいかない状況にあることを受けたもの。
この案では、長寧路―長寿路―海寧路―周家嘴を結ぶ東西方向の高架、滬閔高架―漕溪北路―華山路―曹楊路を結ぶ南北方向の高架の2つの増築が提示されている。
実現すれば、東西と南北に各方向にそれぞれ2本ずつの高架道路が走ることになり、慢性的な渋滞の解消に繋がるとの見方が強い。
また、現存する高架道路出口で起こる混雑を解消するため、出口車道を2車線から3車線にすることも提案されている。
(1月12日)
~上海ジャピオン1月16日発行号より