豫園で端午節文化イベント  有名店のちまきは値上げ

6月12日(水)の端午節を前に、上海市民の間では、節句を祝う準備が始まっている。

黄浦区の豫園では、5月29日(水)、「2013豫園端午文化フェスティバル」が開幕。有名店のちまき販売や製作体験イベントを実施し、人だかりができた。また、市近郊の端午節にちなんだ習俗文化が紹介され、ドラゴンボートに模したおもちゃの船で遊ぶ、外国人の姿も見られた。

端午節に食べられる「ちまき」は、例年同様、老舗店の伝統的なものが人気。南京西路の「王家沙」や、福州路の「杏花楼」では、1個当たり0・5~1元値上げし、1個3・5元以上の値段で販売されているが、業界関係者は、価格自体は安定しているとする。一方、浦東シャングリ・ラ上海など一部の5ツ星ホテルでは、昨年末頃から節約奨励の風潮が顕著となったこともあり、贈答用ちまき詰め合わせの売れ行きが不振となり、値下げして盛り返しを試みている。(5月30日)

~上海ジャピオン2013年6月7日号

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