〝羊肉〟の実態はアヒル肉  鍋料理店で見つかり営業停止

上海市普陀区鎮坪路にある料理店「重慶鶏公煲」で提供されていた羊肉から、アヒル肉の成分が検出されたことが、この度、明らかになり、同区食品薬品監督管理局は6月4日(火)、同店に対して5月27日(月)に検査を行い、営業停止と5万元の罰金を科したことを発表した。

同店では、アヒル肉に羊の油を加え合成した肉を羊肉として提供。検査結果によると、成分の85%がアヒル由来のものだった。同管理局が立ち入り検査を行った際には、該当する偽装羊肉の販売を停止していたが、羊肉を含む肉類の入荷証明がなかったため、同店を営業停止処分にした。

同店は、市内で400店舗以上展開する、重慶風鶏鍋専門チェーンで、同店関係者は、調味料以外の材料は、各店で独自に調達を行なっているとする。(6月5日)

~上海ジャピオン2013年6月14日号

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