6月23日(日)11時頃、上海市浦東新区外高橋保税区にあるアクリル酸製造会社「華誼丙烯酸公司」の工場で爆発が起き、火災が発生した。50台以上の消防車が駆けつけ、13時50分頃に火は消し止められ、負傷者は出なかった。
目撃者の話によると、巨大な爆発音とともに黄色の濃い煙が上がり、その後火の勢いは増し、最高で20㍍以上にも達したという。事故の原因は、作業場で稼働していたリアクター(反応炉)から燃料が漏れ、爆発に至ったものと見られているが、消防部門が目下、詳細について調査を進めている。(6月23日)
~上海ジャピオン2013年6月28日号