上海市軌道交通では2014年12月31日(水)22時40分、1日当たりの利用者数がのべ1003万人に達し、過去最高記録を更新した。
市軌道交通は現在全14路線、337駅を保有。同日は1・2号線の運行時間を80分延長、20分間隔で各方面へ4本増便した。29日(月)に運転を開始した16号線でも、終発時刻後に2本の臨時便を用意。これにより、利用者数は22時40分時点でのべ1000万人を超えた。
また新暦正月休暇の最終日に当たる1月3日(土)、鉄道、長距離バスともに利用者が増加。「上海」駅隣接のバスターミナルでは、平均で1分毎に大型バスが発車するも、すべて満席状態。関係者によると、長江デルタ地域から上海への長距離バスは、例年の約2倍となる200本が増便された。
そのほか高速道路にも混雑が見られ、市内高速道路の各料金所付近では1㌔を超える渋滞が出現。滬寧高速道の江橋出口では、片側通行の料金所を2レーン増やして対応した。なお期間中、市の高速道路網を利用した車両数は昨年比3割増。(1月4日)
~上海ジャピオン2015年1月9日号