上海市衛生局衛生監督所は、7月19日(金)、市内のプール施設を対象に、近日行った水質と衛生状況の検査結果を発表した。これにより、11カ所が「公共場所衛生管理条例」に基づいて処罰される結果になった。
調査結果によると、全体の衛生基準合格率は98%で、問題は水の浄化消毒施設の不備、消毒剤の過剰投与などに見られた。また、松江区の「瑪雅海灘水公園」や外灘エリアのウェスティン上海ホテル、マンション併設のフィットネスジムなど計5つの施設で、残留塩素が基準値に達していないほか、含有尿素量が基準を超過していることがわかった。
同監督所は夏季期間、検査員200人以上を遊泳設備を含む市内の公共施設に派遣。週に1度の割合で、水質検査を行うことを取り決めている。(7月21日)
~上海ジャピオン2013年7月26日号