上海市第一人民医院神経内科に勤める医師が、最近、アイスクリームなど冷たい物を食べ過ぎて発生する関連痛「脳結氷」について、注意を促している。
近日、浙江省杭州市で、大量のアイスクリームを食べた女性や少年が頭痛を訴えるという事態が多発。同医師はこれについて、体温の急低下により、顔や頭部の筋肉と血管が収縮し、頭痛に至る「脳結氷」を起こしたものとする。また、市販のアイスクリームには、グルタミン酸など偏頭痛の原因とされる物質を多く含むと指摘。
なお、頭痛が発生した場合は、局部をマッサージし、血管、筋肉の収縮を緩和させるよう助言している。(8月5日)
~上海ジャピオン2013年8月9日号