中国人民銀行は、この度、電子マネー機能を備えた金融ICカードの他行間チャージシステムを、上海市を含む5都市で試験的に開始した。
システム被験地となったのは、上海市のほか、四川省成都市、貴州省貴陽市、湖南省長沙市、浙江省寧波市の5都市。カード発行元と異なる金融機関ATMのタッチパネル式端末を通じ、電子マネーのチャージを普及させる。ICカードによる電子マネーの使用促進を図り、9月には全国展開を開始。同カードの電子マネーでは、軌道交通や公共バス、タクシー、各種チケットなどの精算が可能。(8月5日)
~上海ジャピオン2013年8月9日号