集中豪雨で市内道路が冠水  浦東で124㍉の降水量

上海市では、9月13日(金)午後から降り出した雨の影響で、市浦東新区を始め、黄浦区、長寧区などの道路計80本以上が10~50㌢冠水したほか、交通や空の便にも影響が見られた。

雷交じりの雨は同日16~17時にピークとなり、市中心気象台は、16時18分、上から2番目となる「暴雨オレンジ警報」を、16時44分にはさらに警戒を強め、赤色警報を発令。市内461カ所の観測地点のうち、1時間当たりの降水量が100㍉を超える所が10カ所となり、中でも浦東新区の南干線地点では、124㍉を観測した。

なお市公安部門は水害防止対策に追われ、消防部門は冠水した道路などの排水作業に徹した。そのほか、市内の信号機25基の故障や、軌道交通6号線、2号線も相次いで信号トラブルなどに見舞われた。

一方空の便では、浦東・虹橋両空港で、500便以上に遅れが見られ、数万人の旅行客に影響が出た。(9月15日)

~上海ジャピオン2013年9月20日号

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