復旦大学附属華山病院の医師・張文宏氏が、現在上海で流行中のコロナウイルス感染症オミクロン変異株からの防御法、感染した場合の対処法などを解説したガイドブック『オミクロン防控日常』を交付した。
これによると、オミクロン変異株の主な症状は、39度前後の発熱が2~3日続き、平熱に戻った後4~5日後に回復。咳や鼻水が出る、食欲不振などの症状もあるという。薬を飲んでも38・5度以上の熱が3日以上続いたり、嘔吐が続いたりする場合や、基礎疾患の症状が悪化した場合には、病院に行くことを勧めている。なお、発熱の際には「アセトアミノフェン」「ブロフェン」成分を含有した解熱剤、鎮痛剤の服用を推薦。小さな子どもや妊娠中の人は、病院で処方された薬を服用することが好ましいという。
また、しっかり水分と栄養を取ることと、ストレスを溜めずリラックスして過ごすことも大切としている。(2022年12月28日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2023年1月6日