上海市軌道交通11号線が開通して初の週末となった10月19日(土)、「花橋」駅~「兆豊路」駅区間の利用者数が3万人を越え、1日当たりの平均は1万5000人~2万人となった。
開通初日の16日(水)、乗客数は2万5000人。1便当たり100人を超え、特に午前から正午と、16時~17時にピークを迎えた。
利用者の多くは、終点の「花橋」駅からバスで近郊の水郷「周荘」の観光が目的。しかしながらバスが約40分間隔で運行し、混雑を極めるため、昆山市交通部門は、上海市中心部からの直行バス利用を勧めている。
また、市奉賢区に建設計画中の住宅街「南橋新城」へのアクセス便を考慮し、5号線の南延伸計画も浮上。16号線は、今年末に「羅山路」駅―「滴水湖」駅間を開通予定。(10月21日)
~上海ジャピオン2013年10月25日号