軌道交通管理条例が議決  飲食禁止は条例入りならず

上海市人民代表大会常務委員会は、11月21日(木)「上海市軌道交通管理条例」を議決した。

これによると、有効な乗車券を持たずに乗車した場合、運賃の最高額と、さらにその5倍の罰金が科せられる。また別人の身分証を用いて乗車すると、50~500元の罰金に加え、個人信用情報基礎データベースに記録される。草案時に論争を呼んだ「車両内での飲食禁止」法案は削除された。条例は来年1月1日(水)より施行予定。

また、2009年より開始している、軌道交通始終点各駅に設置された駐車場を、軌道交通利用者に対し無料もしくは低価格で提供する優待政策「パークアンドレール」システムの不人気を受け、同駐車場を外部へ貸し出すことがわかった。そのほか、先日、上海軌道交通11号線「花橋」駅に蘇州軌道交通2号線を乗り入れる計画が明らかにされた。開通後は、2都市間で約3時間、15元程度での移動が可能となる。(11月25日)

~上海ジャピオン2013年11月29日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP