市内の3千店余りのコンビニと、銀行、電信の3者間で話し合われていた固定電話料金の支払い代行サービスについて、コンビニ側は12日、快客、可的、好などの市内の3千店余りの店舗でサービスを継続する考えを明らかにした。
今回の問題は、コンビニ側が、銀行、電信に対し、サービスの手数料率引き上げを要求していたことに端を発している。
銀行・電信側は当面の解決策として、手数料率をこれまでの0・25%から0・35%に引き上げる臨時の案を発表した。なお、正式な解決策については今年9月頃を目処に、改めて協議を行う見通しだ。
上海チェーン店協会はこれまで、4月10日までに、固定電話料金支払い代行サービスの手数料が、現在の0・25%から0・30%以上になる見込みがないのであれば、3千店余りのコンビニで同サービスを停止する考えを表明していた。
また、すでにこのサービスを停止しているローソンでは、しばらく再開する予定はないとしている。(4月13日)
~上海ジャピオン2006年4月21日発行号より