上海市に本社を置く格安航空会社(LCC)「春秋航空」と「吉祥航空」は、12月1日(日)、浦東国際空港―台北桃園空港路線を開通させ、初便の搭乗率が96%を超えたことがわかった。
春秋航空は、10月27日(日)に上海―高雄線を開通させたばかりで、台北線は週に5便を運航する。同路線のチケット価格は、春秋航空で携帯電話から予約・購入した場合199元、公式サイトで購入すると430元で、これに燃油サーチャージがプラスされる。
また吉祥航空では、中国台湾のツアーがセットになったパッケージチケットを用意。機内では、閩南語のアナウンスを行ったほか、「滷肉飯」や「焼きビーフン」などご当地グルメを提供した。
なお現在、中国台湾と本土を結ぶ航空路線は、週670便となっているが、航空局管理部門は、来年の春節期間の便数をさらに50便増やすことを決めている。(12月2日)
~上海ジャピオン2013年12月6日号