新型コロナウイルス感染症の流行を受け延期されていた、全国統一大学試験「高考」が7月7日(火)~8日(水)、上海市を含む中国各地で実施。市内には104の試験場が設けられ、約5万人が受験したことがわかった。
「高考」は例年6月に行われており、7月の実施は17年ぶり。全国での受験者数は1071万人に上った。上海市では雨が降りしきる中、受験者が「安全承諾書」を持参のうえ、試験会場に入る際に試験監督からチェックを受けたという。例年とは幾分異なる雰囲気だったものの、保護者の声援は変わらず見受けられていた。
~上海ジャピオン2020年7月17日発行号