上海市黄浦区淮海中路のショッピングモール「K11購物芸術中心」で、3月8日(土)、中国大陸初となる、仏人画家クロード・モネの作品を集めた展覧会が開幕。初日には約3500人が来場し、大盛況となった。
同展は、中仏国交50周年を記念し企画。仏・パリのマルモッタン美術館から、モネの晩年の代表作『睡蓮』や『日本の橋』を含む作品40点や、ルノワールの作品12点など計55点が貸し出されている。
現在まで、ネット上では入場券約7万枚が予約済みで、初日は、開場30分前から長蛇の列が出現、平均待ち時間は2時間であったという。これを受け、翌日からは開場時間を通常より1時間早めての10時とされた。また中国では、公立の美術館や博物館は、無料もしくは最高20元の入場料と定められているが、同展は100元と高額なため、市民の議論を呼んでいる。(3月10日)
~上海ジャピオン2014年3月14日号