上海市食品安全委員会事務所は5月7日(水)、「第2季・食品安全法違反リスト」を公表、食品生産に携わる経営者及び責任者の違反の現状を報告した。
今回〝ブラックリスト入り〟した2店のうち1店は、市閔行区黄樺路にある飲食店で、麻薬などの原料として知られる「ケシ」などの違法添加物を料理に使用。同店の責任者には、懲役10月と5000元の罰金が課せられたほか、5年間の営業停止処分が下される。
今回異物混入が確認された食品は、中国料理「麻辣燙」のスープや、ラー油などの調味料で、82㌔を超えるケシ成分が検出された。(5月9日)
~上海ジャピオン2014年5月16日号