上海市出身の6歳女児が2013年7月、サマーキャンプ参加中に死亡し、遺族がキャンプを主催する組織を訴えていた件で、普陀区裁判所は、5月6日(火)、同組織に対し、遺族へ慰謝料約62万元を支払うよう言い渡した。
同キャンプは、昨夏6月から40日間の日程で行われた。女児は7月23日(火)に発熱、組織の責任者は職員数人に看病の指示を出した。しかしながら26日(金)、熱が41度に上がり意識が混濁したため、両親に連絡し、女児を医療機関へ搬送。女児は重度のウイルス性脳炎と診断され、30日(火)に死亡した。
女児の両親は、組織の責任者と女児の世話係の女性2人を相手取り、訴訟を起こしていた。(5月5日)
~上海ジャピオン2014年5月16日号