〝5・18〟国際博物館の日   文化施設に数十万人が来場

上海市市文化広播影視管理局と市文物局は5月18日(日)、「国際博物館の日」を共同で開催。入場料を無料や半額とした市内122の博物館には、計数十万人の観光客が押し寄せた。

嘉定区の上海汽車博物館には同日、通常の50倍に上るのべ2万408人が来場。そのほか、浦東新区の中国航海博物館にも1万6000人が訪れた。通常から無料で入場できる上海博物館にも、霧雨の降る中朝9時から長蛇の列ができ、来場者の1人は「ずっと来たいと思っていた。特別な日に観覧することに意義がある」と語った。

同日は、市内博物館を網羅する「博物館マップ」を各会場で配布し、路線バスも用意。複数箇所を周る観光客などに利用された。

なお、翌19日(月)には、中国国家観光局が主催する「中国旅行デー」も開催され、市内49の観光名所が入場半額となった。(5月19日)

~上海ジャピオン2014年5月23日号

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