上海市長寧区の中山公園商業エリアで、最近、都市計画プロジェクトの1つとして、主要建築物を繋ぐ連絡通路の建設計画が進行していることがわかった。
これは、中山公園地区機能拡張発展オフィスにより計画。9つの商業施設を繋ぐ「目」の字型の連絡通路を、2015年までに着工予定。
同計画の構想は05年からあったものの、多くの陸橋が取り壊される中、新たな通路を作る必要性を問われ、否決されてきた。しかしながら、陸橋と連絡通路は異なり、景観、緑化、休息のためのベンチなどを設置し、商業設備としての価値を見込んで可決された。同区は、市西部の交通、商業、居住の中心エリアに属し、ラッシュアワーの交通渋滞が問題視されてきた。
なお連絡通路は、地上と地下部分を設ける予定。(5月26日)
~上海ジャピオン2014年5月30日号