上海市発展改革委員会は7月3日(木)、公共ガスの価格調整方案を発表。天然ガス、プロパンガスの利用料を、ともに値上げする見込みであることがわかった。
同方案によると、プロパンガスは、1立方㍍当たり0・06元上昇の1・31元に、天然ガスは0・52元加算し3・02元。それぞれ上げ幅は4・8%と20・8%となる。市内の公共ガスの利用世帯はおよそ591万戸で、うち天然ガスが558万戸と全体の94%を超える。毎月の平均使用量は天然ガスが24立方㍍、プロパンガスが38立方㍍。
なお、同委員会は値上げを3段階に分け行うことを検討しており、今回は第1段階目。最終的に、天然ガスはメーター4・23元、もしくは4・53元とする予定。プロパンガスは2015年末を目途に、段階的に廃止する。
また同委員会は18日(金)、今回の価格調整に関し一般市民を対象とした公聴会を開催する。(7月4日)
~上海ジャピオン2014年7月11日号